地理学コース
石﨑 研二教授
研究対象として関心があるのは、都市あるいは都市内部に展開する経済活動の立地現象です。これまで、経済立地論の一つである中心地理論を数理モデルの観点から再解釈する理論研究や、地理情報システム(GIS)および計量的手法を用いた商業施設の立地分析などの実証研究を手がけてきました。都市が発展・衰退するメカニズムや、特定の場所に特定の施設が立地することの意味について問うています。
所属 | 研究院人文科学系 人文社会学領域 |
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学位 | 博士(理学) |
研究分野 | 都市地理学 計量地理学 |
担当経験のある科目(授業) | 地域情報学概論 地域分析論特殊研究 地理情報システム特殊研究 |
学科・コース |
地理学コース 社会人間学講座 |
キーワード | 人文地理学、都市地理学、経済地理学、地理情報科学、GIS |
受験生へのメッセージ | 「考える地理学」を目指しましょう。地名や産物を覚えるだけが地理学ではありません。見知らぬ土地を訪れ、見聞したことを記述するだけが地理学ではありません。なぜ地域格差や地域差が生じるのか、なぜ人間の生活は地域や場所と切り離せないのか。物事を俯瞰して「考える」ことが大事です。ただし、「なぜ○○なのか?」という問いに対して、即答する人のことをあまり信用しないで下さい。答えは一つではありません。 |