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社会学コース

水垣 源太郎教授

私たちの生活は、市場から調達する財やサービス、政府や地方自治体が提供する公共サービス、家族・友人・学校・職場・地域社会のさまざまな人々との社会ネットワークによって支えられています。少子高齢化が進行し、移動によってメンバーが入れ替わる現代の地域社会において、どのような工夫をしたら人々の厚生と幸福を実現できるのでしょうか。この問題をさまざまな社会調査を通じて経験的に探究しています。

所属 研究院人文科学系
人文社会学領域
学位 文学修士
研究分野 地域社会学
組織社会学
担当経験のある科目(授業) 社会学概論
地域社会学特殊研究
コミュニティ・リサーチ
学科・コース 社会学コース
社会人間学講座
担当課程 博士前期課程・博士後期課程
研究内容の詳細 人口減少下の地域社会における人口移動、就労、育児と地域社会ネットワークに関する調査研究を行っています。加えて、中山間地域をフィールドとした文理融合型のアクション・リサーチに従事するとともに、いくつかの自治体との共同研究を行っています。
指導可能分野 社会学/地域社会学/組織社会学
これまでに指導した
修士論文題目
未就学児への叱りをめぐる現代の母親の葛藤と悩み
在日中国人母親の育児サポート・ネットワークに関する考察―都市部におけるインタビュー調査を通して―
中国人女性の第二子出産希望と移住の影響―上海と大阪における聞き取り調査に基づいて―
キーワード 社会学、地域社会学、家族社会学、コミュニティ研究
受験生へのメッセージ ヒトは動物です。動物が織りなす自然の秩序は不平等ですから、動物としてのヒトが自然に形成する社会もまた、どうしても不平等になってしまいます。しかしそれが事実だとしても、人間はそのままでよいとは考えてきませんでした。自然秩序によらない望ましい社会秩序をいかに創出すればよいか。これが社会学を含む社会科学の基本問題です。友人との人間関係からグローバル社会まで、具体的なテーマを自由に選んで、この問題をいっしょに考えましょう。