心理学コース
天ヶ瀬 正博教授
心と身体の関連を研究しています。特に、見ること、考えること、記憶すること、行為すること、学習することが、欲求や感情や運動などの生命活動と環境との相互性によって、いかにして実現されるかを研究しています。
所属 | 研究員人文科学系 人間科学領域 |
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学位 | 修士(文学) |
研究分野 | 認知心理学 発達心理学 |
担当経験のある科目(授業) | 心理学概論 知覚認知心理学 心理学実験 |
学科・コース |
心理学コース 社会人間学講座 |
担当課程 | 博士前期課程・博士後期課程 |
研究内容の詳細 | 身体化された認知、知覚‐運動協応、アフォーダンス、状況認知の研究を行っています。生態学的アプローチにおいて、心理学が地球の全生命と共生する文化と社会の構築に寄与することをめざしています。 |
指導可能分野 | 認知心理学/知覚心理学/学習心理学 |
これまでに指導した 修士論文題目 |
文字フォントの内包的意味としての身体性の検討 アニマシー記憶に文化と飼育経験は影響するか -日本語単語リストを用いた記憶課題における検討- 精神的健康への認知的感情制御方略の寄与 |
キーワード | 認知心理学、発達心理学 |
受験生へのメッセージ | 心理学は、元来、一人ひとりの人間がより良く幸福に生きること、より良く幸福な社会を実現するために、倫理学の基礎として行われてきました。人に何かをさせたり、人を動かしたりする、テクニックの集まりとして、心理学を学ぶのは適切ではありません。人々は生きる現実への関心と、そのことにおける問題や課題の解決に向かう使命をもって学ぶことが大切です。 |