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大学院のお知らせ

菊池 楓佳

 わたしは現代中国語、特に「犬!」・「水!」等、中国語の名詞一語文について研究をしています。修士論文でもこのテーマについて扱いましたが、先行研究の読み込み不足や用例の解釈不足など、不完全なところが多々ありました。そのため博士課程では、反省点を踏まえながら論文作成に取り組んでいます。

 修士課程では、同級生同士仲がよかったため、研究室はいつも賑やかでした。自分たちの研究の話で盛り上がることも多く、他分野の知識を深めるきっかけになりました。また、授業は学部生の時に比べ、受講する生徒が少なくなるため、先生方とより密にお話しすることができるようになります。

 文系の大学院進学は、理系ほどメジャーでないため不安に思うことも多いと思います。しかし、修士課程で学ぶ内容は、学部生の時とは比べ物にならないほど深く、面白いです。鹿が時折来ては、(おそらく)応援してくれる大学で、自分の専門をさらに極めてみませんか。