陳 艶婷
大学院では研究テーマに直接かかわる分野だけでなく、哲学や芸術、身体文化など、人間の存在と形成に関わる幅広い知識を得ることができました。
修士論文では日本と中国の統一大学入試について研究しました。両国の大学入試制度はいずれも様々な問題を抱えながら歩んできました。それぞれの変遷を調べ、試験の目的や内容、実施の方法や時期など、多方面から分析しました。そうするなかで、両国の文化や考え方の違い、そして家庭環境が受験生に与える影響の大きさをあらためて認識しました。この研究を通じて、自分で情報収集をして、批判的に検討し、新しい知見にまとめる力を身につけることができました。
現在の職場でも大学院での学びを活かし、広い視野からお客様のニーズを分析して、よりよい商品やサービスを提供することに役立てられていると思います。