閉じる

大学院のお知らせ

江草 友貴

 私は、幼児期・児童期における他者の嬉し泣きの理解について、実験を行いつつ研究を進めました。 分からないところが出てきた際は、同期に質問したり、先生にも気軽に相談しに行くことができました。先生方は「分からない」にとことん向き合ってくださり、安心して研究に励むことができました。

 また在学中は、子どもの発達について理論と実践の両軸から考え、学ぶことができました。相談室でお子さんへの支援を行う中で、関わり方を学ぶだけでなく、どのような視点で発達を捉えればよいのか、院生との議論に加え先生方からの助言を通して、しっかりと培うことができたと感じています。また、先生の細やかな指導の下で実際に子どもに発達検査を取らせていただいたり、先生が検査をする場面を見学させていただいたりなど、貴重な経験も多くさせていただきました。 

 現在、私は小児精神科・心療内科の公認心理師として勤務していますが、これからも続いていく学びの中で、在学中の経験は大きな支えになっていくと思います。